研究課題/領域番号 |
23700795
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 亨 東京大学, 大学院・教育学研究科, 特任助教 (80419473)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 気分障害 / 身体活動 / 精神行動異常 / 心拍変動 / 自律神経系機能 / 電気痙攣療法 / 心身の健康 |
研究概要 |
難治性うつ病患者を対象に修正型電気痙攣治療を行い、施行過程における身体活動時系列データの長期連続計測および24時間ホルター心電計計測を行った。精神行動異常の客観的指標として開発した休息・活動のダイナミクスに関わる行動組織化指標を評価した結果、mECT対象患者では、先行研究での大うつ病性障害患者の結果とは異なり、治療前においても行動変容がみられず、さらに、治療後においても明らかな変化は見られなかった。一方、心拍変動では、交感神経活動を反映する非ガウス性指標がmECT治療後に増加する傾向が確認された。開発指標の限界を明らかにするとともに、難治性患者の病態とmECT治療の奏功機序に関する知見を得た。
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