研究成果の概要 |
我々は先行研究において、内臓脂肪面積(VFA)と皮下脂肪面積(SFA)の比例関係がある時点から崩れ、皮下脂肪には蓄積容量が存在する可能性を報告してきた。これまで、両者の比例関係が崩れるポイント(臨界点)の統計的算出を試みた。臨界点が出現するカットオフポイントを特定し、臨界点(SFA、VFA値)を算出した結果、は65歳未満男性:174cm2, 133cm2、65歳以上男性:152cm2, 126cm2、65歳未満女性:230cm2, 87cm2、65歳以上女性:195cm2, 96cm2であった。これらの皮下脂肪量に着目した変数にも肥満関連疾患リスク評価変数としての利用価値があるかもしれない。
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