研究課題
若手研究(B)
本研究は,熱中症罹患者が多い住宅の台所に関して,居住者意識と温熱環境,設備機器,周辺環境との関連を明らかにすることを目的とする。住宅を対象としたアンケート調査および温熱環境実測調査を実施し,居住者が「社会文化時間」「家事」「午前」の観点から温熱的快適性の重要度を判断していることを示した。また,炊事時には台所のWBGT値が熱中症の発症警戒域に達することを明らかにするとともに,居住者が暑熱環境を不快と認知していない危険性を示唆した。居住者の温熱感覚にエアコンの使用状況,調理器具,住宅周辺環境が影響していることを示した。
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16th Pacific Association of Quantity Surveyors (PAQS) congress, Bandar Seri Begawan, Negara Brunei Darussalam, July 7 -10, Paper Reference No36S_SC_KT
巻: (CD出版)