研究課題
若手研究(B)
蛍光色と再帰性反射材を用いて視認性を高めた高視認性衣服は、危険作業従事者のユニフォームとして近年国際的に普及が進んでおり、車いす障がい者の交通安全にも応用可能である。しかし、高い視認効果により障がいが強調されることで、着用に対する利用者の心理的抵抗が強くなることが問題であり、その色彩設計については、一定の視認効果を維持しつつ嗜好性にも配慮が必要である。本研究では、車いす利用者における交通ヒヤリハット経験と高視認性衣服のニーズに関する調査、ならびに車いす用高視認性衣服に用いる二色配色の嗜好度と目立ち感の調査を実施した。更に、調査結果に基づき、車いす用高視認性レインウェアの試作開発を行った。
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