研究課題
若手研究(B)
LDLの酸化はアテローム性動脈硬化発症の引き金として働くが、この過程に12/15-リポキシゲナーゼが重要な役割を果たしていることが報告されている。本酵素を阻害することができれば、動脈硬化の予防の可能性が期待される。本研究では中国茶の中から新規の酵素阻害成分が見出される可能性のある青山緑水に焦点をあてて、研究を進めた。本酵素の阻害活性を指標として逆相HPLCにより、抽出物に含まれる2種類の化合物を単離した。これらの化合物は、光照射によって相互に変換する新規のモノテルペン配糖体であることが、各種の分光化学的分析の解析結果から明らかとなり、さらにその酵素阻害メカニズムの一端を明らかにした。
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Molecules
巻: 18 号: 4 ページ: 4257-4266
10.3390/molecules18044257
Food Chemistry
巻: 131 ページ: 1069-1075