研究課題/領域番号 |
23701009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
北島 雄一郎 日本大学, 生産工学部, 准教授 (40582466)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 量子力学 / 因果 / 非局所性 / EPR / ベルの不等式 / 複製不可能定理 / 非可換性 / EPR状態 / ボーア / アインシュタイン / 実在 |
研究成果の概要 |
本研究の目的の一つは、アインシュタイン・ポドルスキー・ローゼン(EPR)による議論を調べることである。なぜなら、この議論は量子力学における因果概念を明確にする上で重要であるからである。作用素の非可換性は、この議論において重要な役割を果たしている。我々はこの性質を操作的な観点から解釈できるような結果を示した。 EPRによる議論を理解するため、ベルの不等式が重要である。ベルは彼らが暗黙に仮定していた局所性の条件を満足する隠れた変数を考え、それから不等式を導いた。本研究では、EPRが考えていた状態はベルの不等式をみたさないことを示した。この結果から考えると、彼らの結論を維持することは難しい。
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