研究課題/領域番号 |
23701045
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉松 康裕 東京大学, 大学院・医学系研究科, 特任研究員 (60586684)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 血管内皮細胞 / がん関連線維芽細胞 / 内皮間葉分化転換 / TGF-ss / 腫瘍関連線維芽細胞 / VE-cadherin-Creマウス / TGF-β / 国際情報交流 |
研究概要 |
生体内において血管内皮細胞が内皮間葉分化転換(EndMT)により間葉系の細胞になることで心疾患やがんの悪性化に関わることが示されている。本研究においてはEndMTがどのような分子機構でこの現象を引き起こしているかを検討した。成果としては、内皮細胞MS-1においてEndMTを誘導する代表的な分子であるTGF-βによりMRTF-Aという転写因子の発現および核内への移行が可能になることにより間葉系の代表的な遺伝子smooth muscle alpha-actinの発現が誘導され、EndMTが引き起こされるというメカニズムを確立することができた。
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