新規アクチン細胞骨格制御因子TAB182を介したがん浸潤機構の解明とその制御

• 研究課題/領域番号: 23701068
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 腫瘍生物学
• 研究機関: 公益財団法人がん研究会
• 研究代表者: 大石 智一 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター分子生物治療研究部, 研究員 (50442546)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: アクチン細胞骨格 / 細胞運動 / ポリ(ADP-リボシル)化 / ポリADP-リボシル化

研究概要

我々が同定し命名した新規タンキラーゼ結合蛋白質TAB182は細胞質に局在しcortical actin networkと共染色される。しかしながらその意義は不明である。本研究においてTAB182が細胞質においてF-actinと共局在すること、さらにアクチン細胞骨格の再構成を介して細胞の運動・浸潤能の制御に関与することを見いだした。

研究成果

• [学会発表] 「Telomeric protein TRF1 is required for proper chromosome segregation」 Ninth AACR-JCA Joint Conference (2013)
  • 著者名/発表者名: Ohishi T, Muramatsu Y, Seimiya H
  • 学会等名: Breakthroughs in Basic and Translational Cancer Research
  • 発表場所: Maui
• [学会発表] Telomeric protein TRF1 is required for proper chromosome segregation (2013)
  • 著者名/発表者名: 大石智一
  • 学会等名: Ninth AACR-JCA Joint Conference: Breakthroughs in Basic and Translational Cancer Research
  • 発表場所: マウイ
• [学会発表] 「Aurora A過剰発現による細胞分裂異常はテロメア結合タンパク質TRF1によって媒介される」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 大石智一、清宮啓之
  • 学会等名: 第16回日本がん分子標的治療学会学術集会
  • 発表場所: 北九州
• [学会発表] 「Telomeric protein TRF1 is involved in controlling the spindle microtubule-kinetochore attachment in mitosis」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 大石智一、村松由起子、清宮啓之
  • 学会等名: 第71回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 札幌
• [学会発表] 「Telomeric protein TRF1 is required for proper sister chromatid cohesion」 (2012)
  • 著者名/発表者名: 村松由起子、大石智一、清宮啓之
  • 学会等名: 第71回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 札幌
• [学会発表] Aurora A過剰発現による細胞分裂異常はテロメア結合タンパク質TRF1によって媒介される (2012)
  • 著者名/発表者名: 大石智一
  • 学会等名: 第16回日本がん分子標的治療学会学術集会
  • 発表場所: 北九州
• [学会発表] Telomeric protein TRF1 is involved in controlling the spindle microtubule-kinetochore attachment in mitosis (2012)
  • 著者名/発表者名: 大石智一
  • 学会等名: 第71回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 札幌
• [学会発表] 東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカルゲノムサイエンス研究法II発表会 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大石智一
  • 学会等名: タイムラプス・イメージングによる細胞分裂の時空間的解析
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-08-12
• [学会発表] Aurora A過剰発現による細胞分裂異常はテロメア結合タンパク質TRF1によって媒介される (2011)
  • 著者名/発表者名: 大石智一、清宮啓之
  • 学会等名: 第15回日本がん分子標的治療学会学術集会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] がん遺伝子Aurora Aによる細胞分裂異常を媒介するテロメアタンパク質TRF1 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大石智一、広田亨、鶴尾隆、清宮啓之
  • 学会等名: 「新学術領域研究」修飾シグナル病 第2回研究交流若手ポスター発表会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] Telomeric protein TRF1 is involved in controlling the spindle microtubule-kinetochore attachment in mitosis (2011)
  • 著者名/発表者名: 大石智一、広田亨、清宮啓之
  • 学会等名: 第70回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋
• [学会発表] テロメア蛋白質TRF1の染色体分配への関与
  • 著者名/発表者名: 大石智一、清宮啓之
  • 学会等名: 第15回日本がん分子標的治療学会学術集会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] Involvement of the telomeric protein TRF1 in regulation of chromosome segregation
  • 著者名/発表者名: 大石智一、清宮啓之
  • 学会等名: 第70回日本癌学会学術集会
  • 発表場所: 名古屋
• [備考]
  • URL: http://www.jfcr.or.jp/chemotherapy/department/molecular_biotherapy/index.html