研究課題/領域番号 |
23701069
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 独立行政法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
山口 英樹 独立行政法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (10345035)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 浸潤 / 癌 / 浸潤突起 / イノシトールリン脂質 |
研究概要 |
浸潤突起は癌細胞により形成される細胞外基質分解活性を持つ細胞膜構造であり、癌浸潤・転移において重要な役割を果たす。本研究では、癌の悪性化に深く関与するイノシトールリン脂質代謝の機能を解析した。その結果、様々なヒトの癌で活性化変異がみられるPI3 キナーゼの p110αが浸潤突起形成と乳癌細胞の浸潤を制御することを明らかにした。従ってp110αを介したシグナル伝達経路が癌浸潤・転移の治療標的となることが示唆された。
|