研究課題/領域番号 |
23701087
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍診断学
|
研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
梅津 知宏 東京医科大学, 医学部, 助教 (40385547)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ゲノム / DNA メチル化 / 脱メチル化薬 / 1分子蛍光分析法 / MBD2 / メチル化DNA / DNA脱メチル化薬 / 一分子蛍光分析法 / 骨髄異形成症候群 |
研究概要 |
1分子蛍光分析という新たなアプローチでのゲノムワイドな DNA メチル化度決定法(SMMA:Single Molecule Methylation Assay)を構築し、臨床サンプルを用いて、SMMA によって疾病発症とメチル化の関係、脱メチル化薬の効果予測が可能かを検証し、医療応用を目指した。初年度において、SMMA 法の確立を行い、次年度では、SMMA 法による 「脱メチル化薬の効果予測」を試みた。MDS 患者 22 例で検討した結果、末梢血の顆粒球分画が特徴的なゲノムワイドの低メチル化を示し、この変化が 5-azaC 投与により変化し、治療抵抗性との関連が示唆された。このことより、SMMA 法によるゲノムワイドな DNA メチル化度は 5-azaC 治療の分子マーカーとなりうる可能性がある。
|