研究課題
若手研究(B)
本研究では放射線誘発乳がん発生メカニズムにおけるマイクロRNA(miRNA)の重要性を多面的に解析した。ラット放射線誘発乳がんで見いだされたmiR-194が複数のヒト乳がん細胞株でその増殖能と関連性があることが明らかとなった。乳がん幹細胞はヒト乳がん細胞株を特殊な環境下で培養(mammosphere培養)することにより得られるが、その細胞ではmiR-22が増加しており、それはmammosphere形成能ばかりか放射線による生存率にも関与することが示唆された。また、放射線被ばくし、乳がんが出来た一部のラット血清中でmiR-194が増加していたが、有意差は見られなかった。
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