研究課題/領域番号 |
23710073
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
廣木 章博 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門・量子ビーム応用研究センター, 研究副主幹 (10370462)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 多糖類ゲル / ヒドロキシプロピルセルロース / 放射線橋かけ技術 / 電子線 / γ線 / ポリマーゲル線量計 / 白濁度合い / 吸光度 |
研究概要 |
本研究では、ゲルの機械的特性、透明性、白濁度合いの評価に基づき、ポリマーゲル線量計用のゲルに放射線橋かけ技術により作製したヒドロキシプロピルセルロース(HPC)ゲルを、モノマーに2-ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)とポリエチレングリコールジメタクリレート(9G)を選定した。HPCゲル、HEMA、9G、さらに脱酸素剤から成る新規ポリマーゲル線量計にγ線を照射すると、1 Gyで白濁を視認できた。ポリマーゲル線量計の白濁度合い(吸光度)は、10 Gyまでの線量増加に伴いほぼ直線的に増加した。HEMA、9G、脱酸素剤の組成比や濃度を調節することで、放射線感度を制御できることを見出した。
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