研究課題/領域番号 |
23710084
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 日本医科大学 (2013) 独立行政法人国立がん研究センター (2011-2012) |
研究代表者 |
石野 孔祐 日本医科大学, 医学部, 助教 (60584878)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | DNA付加体 / 突然変異 / ナノマテリアル / 酸化ストレス / LC-MS/MS / アダクトミクス / マグネタイト / アダクトーム解析 |
研究概要 |
マグネタイト(MGT)は医療分野や産業分野で利用されているが、ヒトの健康への影響についてはよくわかっていない。そのためMGTの安全性を早急に調べる必要がある。本研究では、MGT投与により生じたDNA損傷の発生メカニズムを推測するため、網羅的にDNA付加体を検出するDNAアダクトーム法を用いて、MGT投与マウス肺のDNAを分析した。その結果、炎症に際して生じることが知られるエテノdAやヘプタノンエテノdCなどのDNA付加体の生成を見出した。このことから、MGT投与マウス肺に生じる遺伝毒性を誘発する機序に、炎症が関わっていることが推測された。
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