研究課題/領域番号 |
23710136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 九州大学 (2012) 分子科学研究所 (2011) |
研究代表者 |
中川 剛志 九州大学, 総合理工学研究院, 准教授 (80353431)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ナノ計測 / 光電子分光 / 電子顕微鏡 / 磁性 / 超高速分光 / 表面・薄膜 / 表面磁性 / 磁気円二色性 |
研究概要 |
フェムト秒の時間分解能とナノメートル空間分解能を併せ持つレーザー誘起閾値磁気円二色性光電子顕微鏡(MCD-PEEM)により磁性薄膜の動的挙動を研究した。当初の研究目標である磁化の歳差運動の空間分解測定はその変化が小さいために観測に辿りつけなかった。しかし、研究過程でエネルギーフィルター導入や円偏光度精度向上により10倍以上の磁気検出向上と時間安定性を達成した。その結果、これまで観測できなかった分子吸着による高速な磁区変化を初めて捉えることに成功した。
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