複雑制約を有する組合せ計画問題に対する群知能最適化手法とその鉄道輸送分野への実践

研究課題

研究課題/領域番号	23710170
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	社会システム工学・安全システム
研究機関	九州大学
研究代表者	辻康孝九州大学, 工学研究院, 助教 (90304732)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
研究課題ステータス	完了 (2012年度)
配分額 *注記	1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円) 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円) 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード	組合せ最適化 / 鉄道輸送システム / アントコロニー最適化 / スケジューリング / 分割・併合運用 / 群知能 / アルゴリズム / 鉄道 / 局所探索
研究概要	実世界の組合せ最適化問題は多くの複雑な制約を持つ.車両設備の運用と保守計画を同時に考慮する必要がある鉄道輸送システムでは,周期検査制約を満足する組合せ解を生成する必要がある.本研究では,周期的制約を効果的に取り扱う手法として,アントコロニー最適化法に基づく手法を開発し,実問題として旅客鉄道の車両運用計画題への適用を行った.あわせて提案手法への局所探索手法の実装及び多目的への拡張も行った.さらに各列車の編成組成も考慮に入れたより複雑な運用計画問題へ適用するための提案手法の拡張も行った.