研究課題/領域番号 |
23710204
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 (2012-2013) 独立行政法人日本原子力研究開発機構 (2011) |
研究代表者 |
山崎 誠子 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 研究員 (90555236)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 活断層 / 粘土鉱物 / 年代測定 / 断層ガウジ / K-Ar年代測定 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 断層粘土 / 国際情報交流 |
研究概要 |
本研究では,断層粘土の直接年代測定法の確立を目的として,断層試料からの粘土鉱物の高純度分離法を構築し,鉱物学的解析および感度法によるK-Ar年代測定を試みた.その結果,細粒の試料ほど若い年代が得られ,より低温(約100℃)で晶出する粘土鉱物の割合が高いことが明らかになった.しかし,さらに低温で晶出する鉱物についてはKを含まないため年代が検出できず,年代値は断層の最終活動年代ではなく,約100℃以上での活動の最終期と解釈することが妥当だという結論に至った.今後,断層帯での粘土鉱物の晶出や年代測定の前提条件について基礎研究が必要である.
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