研究課題/領域番号 |
23710279
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 山形大学 (2013) 宇都宮大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
江成 広斗 山形大学, 農学部, 准教授 (90584128)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ニホンザル / 雪 / 種子 / 生物間相互作用 / 樹皮 / 食糞性コガネムシ / 哺乳類 / 冷温帯林 / 積雪 / 白神山地 / 八甲田 / 朝日山地 / 種子散布 / 日光 / 豪雪 |
研究概要 |
地域絶滅が各所に見られる東北地方の冷温帯林に生息するニホンザル(以下サル)は、近年分布を回復させている。本研究ではこうしたサルの分布回復が在来の生物間相互作用に及ぼす影響を評価することを目的に、サルの「採食」に由来する生食・腐食連鎖プロセスの解明に取り組んだ。その結果、サルの採食が在来植生の多様性維持機構を補強する複数のプロセスを特定できた。特に、サルは種子の一次散布者になるだけでなく、排出される糞が種子の二次散布者として機能する食糞性コガネムシ群集のバイオマス維持に貢献することが明らかとなり、サルの分布回復が在来生態系への種子供給を活性化させる可能性が示唆された。
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