研究課題/領域番号 |
23710285
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
瀧本 岳 東邦大学, 理学部, 准教授 (90453852)
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研究協力者 |
鈴木 健大 東邦大学, 理学部, 博士研究員
伊藤 健二 農業環境技術研究所, 生物多様性研究領域, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 保全生物 / 外来生物管理 / 分布拡大予測 / 個体ベースシミュレーション / アリー効果 / 外来生物 / 個体ベースシミュレーションモデル / カワヒバリガイ |
研究概要 |
生態系や人間社会に大きな影響をもたらす外来生物のなかには分布を拡大するまえに低密度での潜伏期間を経るものがいる。本研究では、そのような外来生物を特定し分布拡大を事前に予測するための方法を開発した。低密度で1匹あたりの個体群増殖率が下がる「アリー効果」現象は、外来生物の分布拡大加速化の時間遅れを生む原因となる。本研究では、(1)外来生物の分布拡大加速化の時間遅れがアリー効果によるものかどうかを判別し、(2)外来生物の潜伏期間中に事前に分布拡大加速化を予測するための基本理論を構築できた。また、霞ヶ浦における特定外来生物カワヒバリガイの分布状況を明らかにした。
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