研究課題/領域番号 |
23710292
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
兒玉 香菜子 (児玉 香菜子 / 兒玉 香菜子(児玉香菜子)) 千葉大学, 文学部, 准教授 (20465933)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 都市化 / 砂漠化 / 市場経済化 / 生態移民 / 資源開発 / 中国内モンゴル / 環境政策 / 牧畜民 / 土地の私有化 / オーラルヒストリー / 開発 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 中国 / 内モンゴル / 国際情報交流 |
研究概要 |
本研究の目的は改革開放政策以後の都市化動因と過程を明らかにすることである。中国政府は地方都市を小都市として発展させ、農牧民の人口流出による大中都市の人口増を小都市で吸収させようとしてきた。その都市化をさらに推し進めているのが「砂漠化」と環境政策「生態移民」である。本研究により、都市化動因の背景に1980年代より実施されている土地分配政策があることが明らかになった。都市化を促進する要素には干ばつなど牧畜生産にマイナスダメージを与える気候変化、土地政策、生態移民政策に加え、職業政策、高学歴化、資源開発があげられる。なかでも生態移民は牧畜民の都市化過程において単純賃金労働者化を推し進めるものである。
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