研究課題/領域番号 |
23710315
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 島根県立大学短期大学部 (2012-2014) 千葉大学 (2011) |
研究代表者 |
渡部 周子 島根県立大学短期大学部, 総合文化学科, 講師 (70422582)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ジェンダー / 女子教育 / 西洋科学思想 / 明治 / 進化論 / 少女 / 美術史 |
研究成果の概要 |
本研究は、明治期における女子教育制度の編成を、西洋科学思想の受容という視点から考察したものである。女子中等教育の理論的根拠となったのが進化思想であること、「就学、結婚、出産」という女子のライフコースの創出は、生殖能力の管理を通して、日本人種の改良を意図するものであったことが明らかになった。男女別学、男女別カリキュラムの構築は、民族の進化と生殖能力の「効率的活用」という、国民国家形成の目的に基づくものだったのである。
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