研究課題/領域番号 |
23720017
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 九州大学 (2013) 早稲田大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
森田 邦久 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (80528208)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 量子力学 / 科学哲学 / 二状態ベクトル形式 / アインシュタインのジレンマ / 非局所性 / 量子力学の不完全性 / 量子力学の哲学 / 時間論 |
研究概要 |
アハラノフらによって提案された二状態ベクトル形式(TSVF)と言われる量子力学の新しい形式を用いて、量子力学の新しい解釈を提案した。TSVFでは、ほとんどの場合において、系が、ある時点である状態をとる確率を計算した時、1つの状態のみが確率1で、他が0になる。このことから、量子力学においても、測定前から系は明確な物理量をとっていたと解釈できることを示した。また、このことから、未来の実在性、逆向き因果の可能性についても議論した。
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