研究課題/領域番号 |
23720021
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
齋藤 智寛 東北大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (10400201)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 壇経 / 六祖慧能 / 祖堂集 / 敦煌文献 / 夾山善会 / 華亭徳誠 / 偈頌 / 唐代思想 / 中国仏教 / 禅思想 |
研究概要 |
後世の禅宗諸派で祖師と仰がれた六祖慧能の言行録『六祖壇経』と、その関連資料についての考察をおこなった。特に『壇経』に収録される詩歌に着目することで、本書の成立問題と、本書の「心」や「本性」に関する考え方を検討した。その結果、『壇経』の散文部分と詩歌の部分とがしばしば不整合であり編集の痕跡を残すこと、「鏡の臺」や「心地」などの比喩表現が同時代の禅僧とはややちがった『壇経』独自の心性論を反映していることが明らかになった。
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