研究課題/領域番号 |
23720024
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
|
研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
堀内 俊郎 東洋大学, 国際哲学研究センター, 研究助手 (60600187)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 『釈軌論』 / 世親 / 阿含 / 経典解釈 / 徳慧 / 釈軌論 / Vasubandhu / Vyakhyayukti / ヴァスバンドゥ |
研究概要 |
世親(Vasubandhu)の手になる『釈軌論』第2章について、主に訳注研究を行った。世親は同章で103の経節を阿含(アーガマ)から引用して解釈するが、その103の経節のうち、ほぼすべてを現存の阿含・ニカーヤに出典を求めることができた。もっとも多いのが『雑阿含』で、次いで『中阿含』(前者の半分ほど)であり、『長阿含』からは二経のみであった。そして、その出典比定により、サンスクリット原語を想定しながらの正確な訳読を目指した。和訳注の全貌に関しては、2014年中にまとめて書籍の形で刊行する予定であり、それに向けて引き続き訳語や書式の統一や索引作成を行っている。
|