研究課題/領域番号 |
23720030
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 高野山大学 |
研究代表者 |
加納 和雄 高野山大学, 文学部, 准教授 (00509523)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 仏教学 / 梵文写本 / 国際研究者交流 / インド・チベット文化交渉 / 仏典 / インド・チベット文化交渉史 / チベット:ネパール:イタリア:ドイツ / チベット: ネパール: イタリア: ドイツ |
研究成果の概要 |
インド・チベット間の文化交渉史において従来顧みられなかった側面を究明するにあたり、本課題は梵文写本の果たした役割に注目する。特に①チベットに伝存する梵文写本の由来、②それら写本がチベットに請来された目的、③梵文写本がチベット文化に与えた影響、以上三点について逐次解明を試みた。 ①由来は、写本奥書の網羅的調査により主に西北及び東インド、ネパールに辿られた。②請来目的は、梵文写本の訳出と学習とを目指していた点確認した。③梵文写本がチベット文化に与えた影響は、信仰と教育研究との両面で確認した。人々は梵文写本を信仰のよりどころ(スンテン)とし、碩学たちは訳文改訂の底本として用いた点、明らかにした。
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