研究課題/領域番号 |
23720039
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
片岡 大右 東京大学, 人文社会系研究科, 研究員 (30600225)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ヨーロッパ / ジョゼフ・ド・メーストル / C・L・R・ジェイムズ / エリック・ウィリアムズ / シャトーブリアン / 文明 / 欧州統合 / ポール・ベニシュー / レイシズム / 文化 / ロマン主義 / 自然法 |
研究概要 |
ヨーロッパは、一方では一枚岩のものではなく、異質な諸要素の絡み合う場として捉えられるべきであるにもかかわらず、他方では、それでもなお、何らかの統一性のもとに想像され続けている。そうした統一性を支えるヨーロッパ理念の来歴を、それが「キリスト教共同体」の理念に次第に取って代わる近世から、EUの制度的枠組のもとに統合プロセスの進む現在に至る、歴史的パースペクティヴの中で辿りなおすこと。本研究は、きわめてアクチュアルであるとともに領域横断的なこの課題に、ネイションと文明という別の二つの理念との関係に注目しつつ、思想史的観点からの一定の貢献を試みた。
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