研究課題/領域番号 |
23720061
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 金城学院大学 (2012-2013) 公益財団法人徳川黎明会 (2011) |
研究代表者 |
龍澤 彩 金城学院大学, 文学部, 准教授 (00342676)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 日本美術史 / 絵巻・絵本 / 大名文化 / 絵本・絵入本 / 美術史 |
研究概要 |
本研究では、中世から近世にかけての作品調査と文献資料調査を行い、同時期における絵巻・絵本類の製作と受容について考察した。作品研究の一例としては、土佐派が手がけた冊子表紙絵の模本を紹介し、物語絵製作の一端について明らかにした。また、尾張徳川家伝来の「平家物語図扇面」などの調査を通じ、写本(肉筆による絵入本)と版本の両方が隆盛した17世紀における絵屋・絵草紙屋のイメージ流通について考察を行った。また、受容面では、現存作例と蔵帳や売立目録などの資料から、大名家で武士が活躍する物語の絵本類が求められていた状況が確認できた。これらの成果は、論文4点・学会発表3回・図書(共著)1点の形で発表した。
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