研究課題/領域番号 |
23720086
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館 (2012-2014) 早稲田大学 (2011) |
研究代表者 |
大傍 正規 独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館, その他部局等, 研究員 (40580452)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 無声映画の音 / 帝政ロシア / 初期映画 / 日露戦争記録映画 / 比較映画史 / マックス・ランデー / 初期映画研究 / 比較映画史研究 / フランス・パテ社 / 日露戦争関連映画 / 国際情報交換 / 喜劇映画 / 帝政期ロシア / 日本映画 |
研究成果の概要 |
本研究は「無声映画の音」という観点から、帝政期ロシアにおいて発行された映画雑誌を網羅的に分析することで、帝政期ロシアにおける初期映画興行の全体像を明らかにする際の基盤を構築した研究である。本研究を通じて、第一次世界大戦以前に世界の初期映画興行の9割近くを占有し、世界各国の映画製作に少なからぬ影響を与えたフランス映画の視覚的な無国籍性とは対照的に、帝政ロシアにおいて提供されていた無声映画の伴奏音楽に、ナショナルな先行ミディアムの影響が見られたという事実が明らかになった。これらの学術的成果について、国内における紀要論文の刊行や、国際的な映画雑誌における英・仏語論文の刊行等によって公表した。
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