研究課題/領域番号 |
23720092
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
嶋田 由紀 早稲田大学, 総合研究機構, 招聘研究員 (00333138)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 東ドイツ / エイズ / メディア表象 / 生政治 / セクシュアリティ / 裸体運動(FKK) / 性規範 / エイズ表象 / 統一ドイツ / テレビ広告 / コンドーム / 裸体運動 / 広告 / 性病 / エイズ予防啓発 |
研究概要 |
本研究では、ドイツ統一以降のテレビ・映画のエイズ予防啓発広告におけるセクシュアリティを表象分析した結果、エイズ予防としての性交時のコンドームの装着の奨励というメッセージが旧東西ドイツ時代のタブーや性規範を乗り越える形で映像化され、発信されていることが明らかになった。エイズ表象は、単なる衛生政策としてではなく、社会の性規範とその変遷から生み出されるきわめて生政治的なものとして考察される必要性を浮き彫りにした。
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