近世武家社会における軍書の成立背景に関する基礎的研究

• 研究課題/領域番号: 23720102
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 日本文学
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 山本 洋 金沢大学, 留学生センター, 准教授 (50583168)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2012年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
• キーワード: 軍書 / 軍記 / 関ヶ原軍記大成 / 陰徳太平記 / 吉川家 / 毛利家 / 黒田家 / 『関ヶ原軍記大成』 / 岩国藩 / 宮川忍斎 / 福岡藩 / 家格

研究概要

本研究では「近世期の幕藩体制下において、近世軍書がいかなる社会的、政治的背景のもとで生成されたのか」という問題意識の下、軍書が生成されたプロセスを、当該期の史料から明らかにした。具体的には、『関ヶ原軍記大成』等の軍書に引用されている書状類の出典に関する調査を行った上で、軍書の著者の書状類や藩政史料といった当該期の一次史料をもとに、軍書が成立した経緯・背景について、当時の社会・政治状況との関連から分析を行った。

研究成果

• [学会発表] 『関ヶ原軍記大成』の成立過程に関する一考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 学会等名: 北陸史学会大会
  • 発表場所: 石川県立歴史博物館(石川県)
  • 年月日: 2012-11-25
• [学会発表] 『関ヶ原軍記大成』所載の吉川家関連史料について (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 学会等名: 県立広島大学中世史研究会
  • 発表場所: 県立広島大学(広島県)
  • 年月日: 2012-03-28
• [学会発表] 『関ヶ原軍記大成』の成立過程に関する一考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 学会等名: 北陸史学会
  • 発表場所: 石川県立歴史博物館
• [学会発表] 『関ヶ原軍記大成』所載の吉川家関連史料について (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 学会等名: 県立広島大学中世史研究会
  • 発表場所: 県立広島大学
• [学会発表] 『関ヶ原軍記大成』所載の吉川家関連史料をめぐって (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 学会等名: 県立広島大学中世史研究会
  • 発表場所: 県立広島大学
• [図書] 軍記物語の窓 第4集』(「『関ヶ原軍記大成』所載の吉川家関連史料をめぐって」) (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 出版者: 和泉書院
• [図書] 『軍記物語の窓 第4集』（「『関ヶ原軍記大成』所載の吉川家関連史料をめぐって」pp.381-406） (2012)
  • 著者名/発表者名: 山本 洋
  • 総ページ数: 492
  • 出版者: 和泉書院