研究課題/領域番号 |
23720124
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 大阪大学 (2013-2014) 大谷大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
箕浦 尚美 大阪大学, 文学研究科, 助教 (70449362)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 本地物 / お伽草子 / 説話 / 誓願 / 仏教 / 金剛寺 / 日本文学 / 中世文学 / 偽経 / 菩薩行 |
研究成果の概要 |
善生太子の説話と、早離・速離兄弟の説話の分析を中心に研究を行った。これらは、平安時代の日本の偽経として存在し、後のお伽草子本地物の淵源となる物語である。これらの物語の主人公は、衆生済度の誓願を立てて命を捨て仏に成る。一方、お伽草子の本地物においては、神仏となる人物の誓願に重点があるとは言いがたく、代わりに、親孝行であることや神仏に祈って生まれた子であることが、聖性の根拠となっている。その変容を論じるとともに、申し子祈願における神仏の夢告を検討した。
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