研究課題/領域番号 |
23720189
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
廣澤 裕介 立命館大学, 文学部, 准教授 (20513188)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 全相平話 / 挿図 / 白話 / 三国志演義 / 全相平話五種 / 図像 / 張尚徳本 / 李卓吾本 / 中国 / 韓国 / 「全相平話」 / 『三国志演義』 / 『水滸伝』 / 挿絵 |
研究概要 |
中国近世白話小説の発展と挿絵との関係について調査/考察をおこない、いくつかの口頭発表と論文発表をおこなった。特に元代末期ごろに成立したと言われる『全相平話』は、ページの上部に絵が、その下に当時の中国の口語体(白話)で物語の本文が載せられており、絵と本文が一緒についたものとして現存作品の中では最初期のものとされている。その挿図の性格について、敦煌の壁画や日本の絵巻物などを参考にして、これまでにない意見を提示することができた。また、白話小説に関するさまざまな資料や複写を入手し、また実際に所蔵機関に出向いて調査することができた。
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