研究課題/領域番号 |
23720200
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
磯部 美和 東京藝術大学, 言語・音声トレーニングセンター, 講師 (00449018)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 言語獲得 / 言語機能 / 与格主語構文 / 直接受身文 / かきまぜ / 関係節 / 受身文 / 韻律情報 |
研究概要 |
本研究は、多くの統語分析がなされている与格主語構文、関係節、直接受身文などの構文の獲得状況を調査することを通して、子供の日本語母語獲得過程を解明することを目標とした。日本語を母語とする3歳児~6歳児に対して実験を行ったところ、被験児はこれらの構文を正しく理解した。その一方、自然発話分析の結果、与格主語構文等の構文を含む発話が、大人からの話しかけの中にはほとんど含まれないことが判明した。これらの結果から、幼児がこれらの構文の知識をすでに獲得していると考えられ、生得的な言語機能の働きが関与している可能性を高めた。
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