研究課題/領域番号 |
23720211
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 滋賀大学 (2012-2013) 麗澤大学 (2011) |
研究代表者 |
野瀬 昌彦 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (20508973)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | パプアニューギニア / 時間表現 / 時制 / アメレ語 / ベル語 / トクピシン / 副詞 / マダン州 |
研究概要 |
パプアニューギニアのマダン州で話されるニューギニア系言語とオーストロネシア系言語,さらにクレオールのトクピシンを調査対象として,記述文法をもとにした文献調査と,現地で聞き取りを実施するフィールドワークの調査両方を実施した.調査の結果,アメレ語では,1980年代に出版された記述文法書の記録とは異なる用法が観察された.時制形が衰退しており,現在であっても過去であってもひとつの形式しか使用しないことが判明した.ベル語では,時間表現に関してトクピシンの語彙が観察されるとともに,アメレ語とも共通部分が存在することが判明し,50年以上前の宣教師が書いたベル語の文法書とは,大きく異なっていることが判明した.
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