研究課題
若手研究(B)
本研究では、程度副詞の体系を明らかにする研究の一環として、「アマリ(ニ)」「カナリ」といった高程度を表す評価的な程度副詞の特徴を、評価性と程度性を表す意味・機能の成立過程から明らかにすることを目的とし、その基礎となる調査・研究を行った。その結果、高程度を表す評価的な程度副詞が成立した中世後期に、「イト」「キハメテ」といった中古に用いられた極度を表す程度副詞に代わって高程度を表現する語群として用いられたことが明らかになった。
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都大論究
巻: 第50号
40019757277
『都大論究』
巻: 50
『近代語研究』
巻: 16 ページ: 87-100
『国語語彙史の研究』
巻: 31 ページ: 93-108