研究課題/領域番号 |
23720262
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
|
研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
佐藤 真紀 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 研究院研究員 (60589711)
|
研究協力者 |
青柳 方子
伊藤 智美
今岡 美優
大上 忠幸
公 平
齋 瀟瀟
スケンデル・リザトビッチ マーヤ
趙 冬梅
趙 有珍
柏 楊
半原 芳子
桃井 菜奈恵
森田 さくら
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 年少者日本語教育 / 言語少数派の子ども / 学校 / 地域ボランティア / 教科・母語・日本語相互育成学習モデル / 連携 / 協働 / 質的研究 / 年少者日本語教育学 / 学習支援 / 学校と地域の連携 / 母語 / 地域 / 年少者言語教育 / バイリンガル教育 / 教科学習 / 二言語併用 |
研究成果の概要 |
言語少数派の子どもに対し、地域のNPOと都内のある公立中学校が協働し、学習支援プロジェクトを行った。具体的には、4年間に亘り延べ約50人の言語少数派の子ども達に対して、母語を活用した教科学習支援を実施した。本研究ではその過程を記録し、連携のあり方を質的に分析した。両者は定期的なミーティングと毎回の支援記録を通し、情報共有を行うだけではなく、課題整理、解決という一連のサイクルを共有した。これにより、子どもの学びに関する捉え方が多角的なものになり、学習支援を一任するという一方向的な連携から、主体的参画を前提とした相補的な連携のあり方が可能となり、この連携が子どもの学びを支えていることが示された。
|