研究課題/領域番号 |
23720264
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
範 玉梅 大阪大学, 文学研究科, 研究員 (80551952)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中国人女性 / 永住者 / 留学生 / 女性移民 / ライフストーリー / ジェンダ / 異文化 / 日本社会 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 中国人移民 / ジェンダー / 日本語学習者 / 共生社会 / 国際情報交換 中国 / 国際情報交流 / 多文化 / 移民 |
研究概要 |
本研究は、日本における私費留学生から永住者になった中国人女性8人のライフストーリーを通して、彼女らの第二言語を使うことで生まれた学びがどのようなものなのかを明らかにするものである。彼女らは日本語で生きてきた10年ほどの間に異文化に対峙する中で、何を学び、どのように成長してきたのかという彼女ら自身の経験を記述分析し、日本という新しい実践共同体の中で第二言語による新たな自己の獲得とは、彼女らにとってはどのような意味を持つのか、彼女らのアイディンティティの変容との相互関係を考察で解明した。本研究は日本多文化共生の実現及び日本語教育における多文化理解に重要な示唆が与えてくれたと言えよう。
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