研究課題/領域番号 |
23720284
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
山本 綾 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授 (10376999)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 談話分析 / 第二言語習得 / 社会言語学 / 相互行為 / 日本人英語学習者 / 不同意 / 方略 / 交渉 / 語用論 / 談話標識 / 不同意(disagreement) |
研究概要 |
本研究では、会話の中で意見が対立した場面において参加者が行う様々な言語行動を「調整方略」ととらえ、日本人英語学習者が用いる調整方略について調査を行った。調査は、実際の対面会話を資料とし、談話分析の手法を用いて進めた。まず、学習者と母語話者の調整方略を検討し、学習者の調整方略の特徴をいくつか明らかにした。次に、学習者が英語圏に6週間滞在する前と滞在した後の2時点における調整方略を比較し、滞在後は母語話者により近いふるまいをするようになることを実証的に示した。これらの知見に基づき、母語話者と接触経験を重ね母語話者を模倣することによって、学習者の意見対立場面における調整方略の習得が進むと考察した。
|