研究課題/領域番号 |
23720347
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 神戸市外国語大学 |
研究代表者 |
岩尾 一史 神戸市外国語大学, 外国語学研究科, 研究員 (90566655)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 吐蕃 / 土地制 / 税制 / 敦煌 / 中央アジア / チベット史 / 出土文書 / 東洋史 / 古代チベット / 土地 / 古代チベット帝国 / 会計 / チベット語 |
研究概要 |
本研究の主な成果は以下の通りである。 (1)土地制:古チベット語の土地文書の断片は現在のところ13点確認される。そのうち1点は中国国家図書館所蔵敦煌文書で本研究により初めて確認された。これらを分析した結果、土地調査が帝国内で一律に行われていたことが明らかになった。 (2)税制:①チベットの前線基地に派遣された兵士たちが土地を与えられて屯田を行うと共に、納税も行っていたことを明らかにした。②チベット支配下敦煌における写経事業が古代チベット帝国の外交成功(四国会盟成立)を顕彰したものであることを突き止めると同時に、事業にかかる費用が様々な名目で敦煌住民から徴税されたことを明らかにした。
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