研究課題/領域番号 |
23720351
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
飯山 知保 早稲田大学, 高等研究所, 准教授 (20549513)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中国華北社会 / 文化変容 / 歴史的記憶 / 碑刻 / 文献史料 / 女真支配 / モンゴル支配 / 宗族 / 華北社会 / 系譜伝承 / 12-15世紀 / 自己認識の変遷 / 元明交替 / 国際研究者交流:中華人民共和国山西省 / 国際情報交換:アメリカ合衆国ハーバード大学 / 現地調査:中華人民共和国山西省・河南省 / 中国華北前近代社会史 / 多文化社会とその変遷 / 自己認識の変化と史料 / 中国社会 / 華北 / 多元社会 / 現地調査 / モンゴル |
研究概要 |
現地調査で収集した「先塋碑」と総称される、系譜が刻まれた碑刻や、その他の文集などに焦点を当て、12-14世紀の中国華北社会における、王朝の興亡や文化変容が、自らの出自や文化的背景に関する人々の歴史的記憶に及ぼす影響を、当時の基礎的な社会単位「宗族」(父系同族集団)の概念・形態の通時的変化から明らかにすることを目指した。 その結果、それが碑刻であれ文献であれ、一旦作成されたかかる資料が、時代ごとに異なる角度から解釈・再解釈され、それがさらなる自己認識や歴史記憶の変遷につながっていたことを明らかにした。
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