研究課題/領域番号 |
23720366
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
森 貴子 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (10346661)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中世初期イングランド / 集会 / 紛争解決 / 地域共同体 / 人的紐帯 / 法典 / 文書 / 中世史 / 訴訟 / 社会的結合関係 / イングランド / 西洋史 / アングロ・サクソン期イングランド / 裁判集会 / 王国統治 / 史料論 / 文書史料 |
研究概要 |
中世初期イングランド社会の構造を人的ネットワークから再検討するために、最近の「集会」研究に注目した。その結果、国制における国王集会と在地集会の繋がりの重要性だけでなく、各々の集会内部で個人間の紐帯が枢要な機能を果たしていたと確認できた。また地域共同体と王権の関係では、従来のトップダウン型での説明では不十分で、説得、交渉、妥協を通じて実現される「合意に基づく統治権」という視点が必要とされていた。以上の先行研究の整理から、集会を場としてそこで取り結ばれる人間関係を再現することで、王権、エリートそして親族関係だけでなく、領主権および地域社会の絡み合う、立体的な社会構造を把握できる可能性を提唱した。
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