研究課題/領域番号 |
23720370
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 徳島大学 (2013) 聖学院大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
田中 佳 徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (70586312)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | フランス史 / 西洋史 / 近世史 / 美術館 / フランス革命 / ナショナリズム / ルーヴル美術館 / ナショナル・アイデンティティ / アンシァン・レジーム / ルーヴル / 国際情報交流(フランス) |
研究概要 |
フランス美術における愛国的な意識は、アンシァン・レジーム期から、流派、様式、主題、造型表現、展示方法などに確認された。しかし革命によって「過去」が否定の対象となると、革命の成果を称讃するイメージがそれらに取って替わった。1793年に開館するルーヴル宮の美術館は、この新しい国民のイメージを定着させ、革命の精神を視覚化する格好のメディアと期待された。だが担当の委員会の議論や展示内容と方法の分析からは、忌避すべき過去から継承したとみなされる点が随所に認められた。今回の検証から、開館時の美術館がナショナル・アイデンティティ創出に果たした政治的役割は限定的であったと結論づけられる。
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