研究課題/領域番号 |
23720375
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
北村 陽子 愛知工業大学, 工学部, 准教授 (10533151)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ドイツ / 20 世紀 / 社会国家 / 家族扶助 / 世界大戦 / 20世紀 / 西欧近現代史 / 第一次世界大戦 |
研究概要 |
20世紀前半の家族扶助システムの発展においては、誰が支援対象か?が重要な問いであった。社会全体で母子保護を行なうとする母性保険構想では、婚外子の包摂要求は激しく拒絶され、法律婚にもとづく核家族が規範化された。人的喪失の大きかった第一次世界大戦中には、兵士遺家族支援の対象者には、婚外子を含めたすべての母子が包摂されるようになった。しかしヴァイマル期には、戦前の家族イメージがふたたび理想化されて、兵士遺家族支援をもとにして家族扶助が構築された。
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