研究課題/領域番号 |
23720405
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
阿部 康久 九州大学, 比較社会文化研究科(研究院), 准教授 (10362302)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 立地調整 / 賃金上昇 / 産業の高度化 / 進出企業の撤退 / 工場移転 / 業務内容の転換 / 人材現地化 / 校弁企業 / 情報サービス産業 / 教育機関としての大学 / 瀋陽 / 日系企業 / 現地化 / 電子部品 / 垂直統合 / 垂直分割 / 本社機能 / コールセンター / 自動車産業 / 国有企業改革 / 中国 / 発注方式 / 部品サプライヤー / 吉利汽車 / 長江デルタ |
研究成果の概要 |
近年の中国における賃金水準の上昇により、同国に進出した外資系企業や地場企業を取り巻く立地条件がどのように変化したのかという点や、それにともなう企業の立地動向の変容について、いくつかの代表的な企業や地域を事例として実証的な分析を行った。結論として、対象企業の中には撤退や移転、業務内容を変更したもの等も見られたが、日系企業では、管理職人材を現地化すること等でコスト削減と売上拡大を図っている企業もあった。また中国資本の民営自動車メーカーでは、高付加価値な高級車の開発・生産に乗り出し、産業高度化に取り組む企業もあったものの、現状では十分な成果を上げてはいないため今後の動向を検討する必要がある。
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