研究課題/領域番号 |
23720432
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
磯野 真穂 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (50549376)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 不確実性 / 医療人類学 / 循環器疾患 / 漢方 / 身体感覚 / ナラティブ / 循環器 / 高齢化 / 文化人類学 / 医療 / 医師―患者関係 / 病いの語り / 薬 |
研究概要 |
エビデンス・ベイスド・メディスンが我が国に導入されすでに10余年が経過した。エビデンスはいまや「確かさ」の根拠として、ガイドラインや医療制度の策定に利用されている。ひるがえって医療機関を訪れる患者が自らの疾患理解や進行中の治療が確かなものであるという確信をいかに得るのかは不明瞭なままである。したがって本研究は患者が「確かさ」を獲得するプロセスを循環器外来と漢方外来におけるエスノグラフィーを通じて明らかにすることを目指した。結果、患者の確かさはエビデンスベースではなく、医療者と患者の間で紡がれるナラティブと患者のうちに起る身体感覚の中で日々作られ改変される流動的なものであることが判明した。
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