研究課題/領域番号 |
23720436
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 大分大学 (2012-2014) 立教女学院短期大学 (2011) |
研究代表者 |
久保田 亮 大分大学, 経済学部, 准教授 (80466515)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 文化人類学 / 研究資料 / 音声 / 文化遺産 / 歌 / 伝統芸能 / アラスカ / 国際情報交換 / 先住民 / 学術資料 / 音声資料 / 協働 / 恊働 / 国際情報交流 |
研究成果の概要 |
本研究では、1970年代から1980年代にかけてアラスカ先住民村落で採録された音声資料の公的利用に向けた検討を行った。その結果、資料の公的利用の実現には至らなかったが、音声資料が州沿岸地域における芸能研究を進める上で学術的に高い価値を帯びたものであると同時に、先住民の文化的独自性を象徴する遺産、祖先とのつながりを再確認するための装置としての価値が認められることはわかった。また、アラスカ先住民社会における人と芸能のむすびつきは、たとえば超自然的存在による創作物を受け止める存在が作者であるという捉え方や、創作活動の協働性が認められることがわかり、単純に作者と作品の関係に還元できないことがわかった。
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