研究課題/領域番号 |
23730166
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
鈴木 一敏 広島大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (90550963)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 相対利得 / シミュレーション / 囚人のジレンマ / ゲーム理論 / 交渉 |
研究概要 |
社会現象をモデル化するに際し、行為者が絶対利得のみを考慮することを暗黙のうちに前提とする例が多い。しかし、現実世界においては、相対利得を考慮する事例も幅広く見られるという事実がある。そこで、モデル化に際して、どのような条件のときに、相対利得を考慮する必要性が高いのかを、シミュレーション分析を用いて検証した。 検証の結果、「システム内の行為者数」、「交流範囲(同時に対戦する相手の数)」および「動態的変化の性質(過去に好成績を修めた行為者が、将来有利になるか不利になるか等)」といった条件の組み合わせによっては、相対利得を考慮に入れる必要性が高い場合があることが示された。
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