研究課題
若手研究(B)
本研究では、中国の対外政策をめぐるアクターの多元化、および政策の決定・執行過程の変化などの問題を、中国と周辺国との関係性の変化を題材としながら検討した。研究期間の前半では、中国の経済力の伸張が中国の周辺国に大きな刺激を与え、中国と陸続きの周辺国との間でダイナミックな経済統合が進展している状況を主に分析した。しかし他方で、中国は海で接する周辺国との間で2010年頃から摩擦を深刻化させてきた。そのため、本研究も研究期間の後半は海洋問題に注力し、中でも漁業問題を中心に検討した。その結果、中国の対外的緊張の一因が、国内社会の変化や党のガバナンスの弱さにあることが明らかになった。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (22件) (うち招待講演 5件) 図書 (6件) 備考 (3件)
Japanese Journal of Political Science
巻: Vol.14 Part1 ページ: 51-72
国際安全保障
巻: 第41巻第2号 ページ: 133-137
中国研究月報
巻: 第67巻 ページ: 42-43
巻: Vol.14 Part1 ページ: 51-71
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K003389/index.html
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K003389/
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K003389/research.html