研究課題/領域番号 |
23730169
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
和田 洋典 青山学院大学, 国際政治経済学部, 准教授 (70554864)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 国際政治経済 / 非公式ガバナンス / 金融規制 / マクロ経済政策協調 / 中国 / 国際政治経済学 / グローバルガバナンス / 銀行規制 / 日本 / 国際情報交換 / 国際情報交流 / イギリス |
研究概要 |
グローバルな統合が進む金融市場のに係る国際ガバナンスは非公式な形態にとどまる。代表例としてはG7/20等Gグループやバーゼル銀行監督委員会がある。本研究では,非公式な制度形態の継続を説明する要因として力と規範が生みだす階層性を理論枠組みとして提示した。非公式な国際ガバナンス構造では米欧主要国は階層性の上部に位置する〈規範の供給者〉の役割を果たす。それらの国は懸案への対処に当たり,他国に政策選択について教示する側に立つ。それに対し,中国などのアジア新興国は〈規範の需要者〉として,米欧の提示する規範を取り入れる立場にある。本研究で明らかになったのは非公式性とこうした階層性が親和的であることである。
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