研究課題
若手研究(B)
本研究課題は近年多くの研究が行われている,動学的政治経済学に関するものである.本研究課題では世代内賃金格差や借入制約の存在に注目し,それらが国債発行量や年金政策,所得再分配政策の決定及び,その下での所得不平等度などのマクロ経済のパフォーマンスに与える影響を分析することを目的とする.分析の結果,世代内賃金格差の変化や借入制約の存在は個人の投票行動を変化させ,その結果,均衡における国債発行量や年金政策,及び所得再分配政策のサイズを効率的な水準から乖離させることが明らかとなった.
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (4件)
Japanese Economic Review
巻: 未定 号: 3 ページ: 282-315
10.1111/jere.12021
Bulletin of Economic Research
巻: 未定 号: 1 ページ: 83-103
10.1111/boer.12005
Journal of Economic Theory
巻: Vol. 148 ページ: 353-375
Journal of Public Economic Theory (掲載決定)
巻: -
Economics of Governance
巻: 4 ページ: 353-383
Bulletin of Economic Research (大阪大学, 小野哲生氏との共著)
巻: (forthcoming)
Japanese Economic Review (大阪大学, 小野哲生氏との共著)