失業を考慮した国際経済モデルにおいて望ましい金融政策の研究

• 研究課題/領域番号: 23730199
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 理論経済学
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 平口 良司 立命館大学, 経済学部, 准教授 (90520859)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
• キーワード: 金融政策 / 政策協調 / 国際金融 / 失業 / サーチ

研究概要

本研究においては、失業問題を抱える２つの国から構成される国際経済モデルを分析し、ある国における金融緩和政策が別の国にどのような影響を与えるか、雇用、そして社会厚生の両面から考察した。私は、一つの国の金融緩和が両国の資本蓄積を促すことで他国の雇用及び生産量を改善できるということを示した。社会厚生に関しては、金融緩和の度合いが穏やかな限り、両国の厚生が改善されうることを示した。

研究成果

• [雑誌論文] A note on the analytical solution to the neoclassical growth model with leisure (2014)
  • 著者名/発表者名: 平口良司
  • 雑誌名: Macroeconomic Dynamics 巻: 18巻 ページ: 473-479
  • 査読あり
• [雑誌論文] Optimal monetary policy in olg models with long-lived agents : a note (2014)
  • 著者名/発表者名: 平口良司
  • 雑誌名: Journal of Public Economic Theory 巻: 16 ページ: 164-172
  • 査読あり
• [雑誌論文] A note on the analytical solution to the neoclassical growth model with leisure (2014)
  • 著者名/発表者名: Ryoji Hiraguchi
  • 雑誌名: Macroeconomic Dynamics 巻: 18 号: 2 ページ: 473-479
  • DOI: 10.1017/s1365100512000442
  • 査読あり
• [雑誌論文] On a closed-form solution to the stochastic Lucas-Uzawa model (2013)
  • 著者名/発表者名: 平口良司
  • 雑誌名: Journal of Economics 巻: 108巻 ページ: 131-144
  • 査読あり
• [雑誌論文] Multiple equilibrium in the overlapping generations model revisited (2012)
  • 著者名/発表者名: Ryoji Hiraguchi
  • 雑誌名: Economics Letters 巻: 115 ページ: 71-72
  • 査読あり
• [学会発表] On the neoclassical growth model with non-geometric discounting (2013)
  • 学会等名: マクロ経済学研究会
  • 発表場所: 大阪大学中之島キャンパス(大阪府)
  • 年月日: 2013-11-08
• [学会発表] On the neoclassical growth model with non-geometric discounting
  • 著者名/発表者名: 平口良司
  • 学会等名: マクロ経済学研究会
  • 発表場所: 小樽商科大学(北海道)